ピラティスで腰の張りが変わる理由を解説します
デスクワークや長時間の立ち仕事の後、腰が重く感じることはありませんか。ピラティスのクラスでよく聞かれるのが「腰の張りが気になって来た」という声です。このページでは、なぜピラティスが腰まわりの状態に影響するのかを、骨盤と脊柱の動きから説明します。
腰の張りの多くは「動かなさすぎ」から来ている
腰まわりの筋肉は、体を支えるために常に働いています。長時間同じ姿勢でいると、この筋肉が緊張したまま固まりやすくなります。マッサージで一時的に楽になっても、また同じ姿勢に戻れば同じ状態になる、という繰り返しを経験している方は多いはずです。
ピラティスでは、腰まわりを「ほぐす」のではなく、骨盤の位置を整えながら脊柱を動かすことを目的にします。動かし方を変えることで、筋肉の使い方のパターンが少しずつ変わっていきます。
骨盤の「ニュートラル」とは何か
ピラティスでよく出てくる「骨盤のニュートラル」という言葉は、骨盤が前にも後ろにも傾きすぎていない状態を指します。多くの方は、座り仕事が続くと骨盤が後ろに傾いた状態(後傾)が習慣になっています。この状態では腰椎のカーブが失われ、腰まわりの筋肉に余計な負担がかかります。
クラスでは最初に、自分の骨盤がどちらに傾きやすいかを確認するところから始めます。鏡の前で立ってみると、自分では気づいていなかった癖が見えることがあります。
マットピラティスで行う基本の動き
当スタジオのピラティス基礎クラスでは、ペルビックティルト(骨盤の前後傾)、ブリッジ、ロールダウンといった動きを毎回必ず行います。これらは地味に見えますが、脊柱の各部位を順番に動かすことを目的にしており、腰まわりの可動域を広げる効果があります。
週1回のクラスを2〜3ヶ月続けると、「朝起きたときの腰の重さが変わった」と言う方が出てきます。ただし、これは個人差があります。腰に強い痛みがある場合は、まずかかりつけの医師にご相談ください。
ピラティスは即効性のある施術ではありませんが、体の使い方を変えるための時間として、週1回を続けることに意味があります。気になる方はよくある疑問をまとめたページもご覧ください。