即興ダンスが怖くなくなる、最初の一歩
コンテンポラリーダンスのクラスで「即興の時間」と言われると、固まってしまう方がいます。「何をしていいかわからない」「見られているのが恥ずかしい」という気持ちは、経験者でも感じることです。このページでは、即興ダンスの目的と、最初に試せる具体的なアプローチを紹介します。
即興は「上手に踊る」時間ではない
即興の目的は、振付を正確に再現することではありません。自分の体が今どんな状態にあるかを感じながら、その感覚に従って動くことです。上手かどうかは関係ありません。
当スタジオのコンテンポラリーダンスクラスでは、即興の前に必ず「今日の体の状態を確認する時間」を取ります。重い部分、動きやすい部分を自分で把握してから動き始めることで、「何をしていいかわからない」という感覚が少し和らぎます。
最初に試してほしい:「重さに従う」練習
即興が苦手な方に最初にお勧めするのは、「体の重さに従う」という練習です。腕を持ち上げて、力を抜いて落とす。その落ちる感覚に任せて、次の動きを始める。これだけです。
振付を考えようとすると頭が先に動いてしまいますが、重さに従う練習は体が先に動きます。この感覚を積み重ねることが、即興の入口になります。
クラスでの即興と振付の組み合わせ方
当スタジオのコンテンポラリーダンスクラスは、1時間のうち前半30分を振付練習、後半30分を即興に使っています。振付で体を温めてから即興に入ることで、「何もできない」という状態になりにくくなります。
即興の時間は、他の参加者の動きを見ることも含まれます。見ることと動くことを交互に繰り返すうちに、自分の動きのパターンが見えてきます。
即興ダンスは、うまくなるものではなく、慣れていくものです。スタジオの様子が気になる方は、見学だけでも歓迎しています。