小さなアパートの収納術:20平米台で試した実例
20平米台のワンルームに住んでいると、収納の問題は避けて通れません。クローゼットが一つ、キッチン下の棚が少し、それだけで生活のすべてを収めなければならない。中島 恵子が読者から最も多く受ける相談が、この収納の問題です。ここでは、実際に試した方法を具体的に紹介します。
まず「持ちすぎ」を確認する
収納の問題を解決しようとするとき、最初にやることは収納グッズを買うことではありません。今持っているものの量を確認することです。20平米のワンルームに、60平米の家に住んでいたときと同じ量のものを持ち込もうとすると、どんな収納術も追いつきません。
まず、クローゼットの中身を全部出して、床に並べます。それだけで、自分が何をどれだけ持っているかが見えます。この作業を省略すると、収納グッズを買い足しても根本的な解決にはなりません。
縦の空間を使う
20平米のワンルームで収納スペースを増やすとき、床面積を使うのではなく、縦の空間を使うことを考えます。壁面に棚を取り付けるか、背の高い収納家具を一つ置くかです。
ただし、背の高い家具を置く場合は、部屋の入口から見て奥の壁に置くことが基本です。入口に近い場所に背の高い家具を置くと、部屋に入った瞬間に圧迫感が生まれます。
見せる収納と隠す収納の割合
収納には、見せる収納と隠す収納の二種類があります。ジャパンディスタイルの部屋では、見せる収納は全体の3割以下にすることをおすすめします。残りの7割は、扉の中や引き出しの中に隠します。
見せる収納に置くものは、形と色が揃っているものだけにします。陶器の器、同じシリーズの本、植物一鉢。それ以外は隠す。この割合を守るだけで、部屋の見た目はかなり整います。
収納の問題は、一度解決すれば終わりではありません。季節が変わるたびに、持ちものの量と収納の状態を見直す習慣をつけることが、長く続けるコツです。