ジャパンディに合う自然素材の選び方:亜麻・陶器・無垢材
ジャパンディスタイルの部屋づくりで、素材の選択は色や形と同じくらい重要です。自然素材を使うことがジャパンディの基本ですが、どの素材を選ぶか、どう組み合わせるかによって、部屋の印象は大きく変わります。ここでは、亜麻、陶器、無垢材の三つに絞って、選び方の基本を整理します。
亜麻(リネン)の選び方
リネンは、亜麻の茎から取れる繊維で作られた布です。洗うほどに柔らかくなり、使い込むほどに風合いが増します。ジャパンディスタイルの部屋では、クッションカバー、テーブルクロス、カーテンなどに使われることが多いです。
選ぶときは、重さを確認します。薄手のリネンは夏向きで、秋冬には厚手のものが適しています。色は、漂白していないナチュラルカラー(生成り色)か、植物染めのくすんだ色が、ジャパンディの部屋に合います。
陶器の選び方
陶器は、産地によって土の質と焼き方が異なります。日本国内では、益子焼、笠間焼、波佐見焼などが、ジャパンディスタイルに合う素朴な風合いのものを多く作っています。
選ぶときは、釉薬の質感を確認します。ツヤのある釉薬よりも、マットな釉薬のものが、ジャパンディの部屋には合います。手に持ったときの重さと、口当たりも確認できれば理想的です。実物を手に取れる機会があれば、通販よりも直接見て選ぶことをおすすめします。
無垢材の選び方
無垢材は、合板や集成材と違い、一枚の木から切り出した材料です。経年変化で色が深まり、使い込むほどに味が出ます。ジャパンディスタイルの家具では、オーク、ウォールナット、パインが多く使われています。
選ぶときは、木目の方向と節の有無を確認します。節が多いものは素朴な印象になり、節が少ないものはすっきりした印象になります。どちらが合うかは、部屋の他の素材とのバランスによります。
素材は、実物を手に取って確認することが一番です。静岡市内では、年に数回、素材や道具の展示会が開かれています。そういった機会を利用して、自分の感覚で選ぶことが、長く使えるものを選ぶ近道です。